「古代の鉄と神々」

投稿日時:2009.07.04 (土)  21:28:33カテゴリ:本(2)

 

今回は書籍の紹介です。


「古代の鉄と神々」という本です。

前回の「すずなり」のことが書かれている本です。

僕がこの道に入ったばかりのころに、父が書店で見つけてきて読みました。



日本における製鉄の事始を遺跡や地名、各神社に残る神々の伝説などさまざまな角度から書かれています。



刀鍛冶は「たたら」でできた鉄を用いますので、とても興味深い内容です。



久しぶりにまた読み返してみようかな。

 

 

「いっしん虎徹」

投稿日時:2008.11.16 (日)  23:06:14カテゴリ:本(2)

 

先日お客様より本をプレゼントしていただきました。面白かったので紹介いたします。「いっしん虎徹(コテツ)」という時代小説です。

 



この本の内容は江戸時代初期に実在した刀工 長曽弥興里(入道名 虎徹  刀の銘は「虎徹」のほかに「古鐵」「乕徹」などいろんな切りかたをしています。)を主人公にした話です。

 

話は甲冑鍛冶の興里が江戸で刀鍛冶になることを決心するところから始まります。

 

興里は鉄の本質を一から学び直し、命を懸けて鍛刀にうちこんでいきます。そして入道して「虎徹」となり名刀を作るようになると、それゆえに幕府内部の権力闘争に巻き込まれていきます。

 

 

僕はこの本を読んでみて、作刀で感じていることなど共感できることが多かったです。特に虎徹の刀に対する姿勢には感じ入りました。また話の中には「たたら」や「刀の試し切り」など興味をそそるものもあり最後まで楽しく読みました。


「いっしん虎徹」
  著者  山本 兼一
  発行所  株式会社 文藝春秋