比例コンパス

投稿日時:2009.11.10 (火)  20:57:31カテゴリ:道具(10)

 

日本刀の多くには鎬(しのぎ)があります。
作るときに手鎚で打ち出していきます。

その後の工程でより精度を高める為、「比例コンパス」を使います。



平均的な刀の平地と鎬地の比率は2:1です。
ですのでメモリを3にあわせます。


これで、開くと両端の比率が3:1になります。



これを刀の刃先から肩の幅にあわせます。



同じ場所でコンパスの幅が変わらないようにして、反対をあわせます。



これを基準にして鎬を銑(せん)や砥石でそろえていきます。

刀によって比率を変えたりします。
このほかにも「比例コンパス」は重宝いたします。

 

 

エクセーヌ

投稿日時:2009.05.27 (水)  19:54:10カテゴリ:道具(10)

 

先日行われた「京都刀剣まつり」で「エクセーヌ」を入手しました。



「エクセーヌ」は御刀のお手入れに使います。



超極細繊維で出来ているので、傷をつけません。また、打ち粉を使わなくてもきれいに油を取り除きます。



打ち粉を使うとどうしても研ぎボケしてきます。打ち粉を使わないでいいので、御刀をきれいなままで所持できます。



フエルトの繊維を細かくした感じで、セーム皮に似ています。
右がセーム皮で左が「エクセーヌ」です。

欲しい方は画像2の全日本刀匠会事業部へご連絡してください。価格は3150円(税込み価格です。送料、振込み手数料は別途必要です。)です。

 

 

あかり

投稿日時:2009.03.05 (木)  11:06:48カテゴリ:道具(10)

 

すのべの工程から必要なものに‘照明‘があります。

鍛錬は薄暗くてもいいのですが、これからの工程では明るさが必要になります。



移動式の照明を定位置に固定します。

横座に座ると、金床に光が反射する位置です。

こうすることで品物が良く見え、真っ直ぐをだしたり、表面のデコボコもよくわかります。



手鎚できれいに仕上げるには必要なのです。

 

 

尺目ノギス

投稿日時:2009.03.01 (日)  22:08:21カテゴリ:道具(10)

 

すのべの工程から良く使う道具があります。「ノギス」です。一般のものとは違って‘尺目‘になっています。



刀は 尺、寸、分と長さをあらわします。



正確な寸法を出すのに重宝します。

ちなみに、尺金ももちろん‘尺目‘です。



1寸は約3.03cmです。

 

 

テコ棒の柄

投稿日時:2008.06.20 (金)  21:08:39カテゴリ:道具(10)

 

テコ棒の柄の紐を巻き直しました。
この結び方は一部が切れてもバラバラにはなりません。
なにかと役にたつ結びかたです。



結び方はまず徳利結びをします。



片ほうの紐の長さはこれぐらいです。


ワッカをつくってテコ棒と片ほうの紐をくぐらせます。


そのまま徳利結びをしたところに持っていきます。


きつく締め付けます。


次は逆巻きでテコ棒と片ほうの紐にとうします。


きつく絞めます。


あとは同じ要領で逆向きで絞めていきます。


最後まできました。


紐を結んで止めます。



紐を切って出来上がり。