小刀つくりました6

投稿日時:2008.06.01 (日)  21:59:42カテゴリ:小刀(19)

 

小刀つくりました。共柄の小刀です。


共柄とは刃と柄が一体になっていることをいいます。古いものではあまり見たことありません。



日本刀のルーツの毛抜形太刀(平安時代の共柄の太刀)をモチーフに透かし彫りを入れました。軽くなり、デザインも良くなりました。



しかし、この「毛抜」ってなに?っと思って調べました。どうも古代の毛抜きの形に似ているかららしいです。

古代の毛抜きってどんな?っと思ってさらに調べると。古代では「ハマグリ」の貝殻を毛抜きにしていたそうです。残念ながら画像は見つかりませんでした。

いつか出会えるようにアンテナ張っておきます。

 

 

研究小刀

投稿日時:2008.05.18 (日)  21:42:37カテゴリ:小刀(19)

 

地鉄の研究の為、小刀をつくりました。


通常は折り返し鍛錬を行いますが、今回はまとまりのいい卸鉄をそのまま延ばして小刀にしました。



何回もよく沸かしをかけて、傷になりそうなところは削ったりしながらまとめました。



地肌の流れ、地にえの付き方の分布など参考になりました。

正直破綻なく出来るとは思いませんでした。(傷、荒れが出て、焼きもムラが出ると思ってました。)



やっぱり折り返し鍛錬した方が造りやすいです。

 

 

小刀つくりました5

投稿日時:2008.04.18 (金)  20:10:18カテゴリ:小刀(19)

 

今度の小刀はこの間製作した「おそらく」に触発して、造りを取り入れました。


鎬(シノギ)造り、刀身の半分以上が切っ先となっています。
また、鎬幅を狭くして鎬地に樋、平地に添樋を彫っています。
刃紋は乱れて、逆足が入り、湯走りなど働きが良く見えます。



反対側は平です。刃紋は乱れてまた違った雰囲気です。


 

 

 

小刀作りました4

投稿日時:2008.03.29 (土)  10:13:59カテゴリ:小刀(19)

 

今度も丁子刃です。
この刃紋は歴史的に古く、鎌倉時代中期からよく作られました。長船、一文字など備前(岡山県南東部)刀の代名詞のように言われています。

初めてこの刃紋を見たときはどうやったら作れるのか不思議でした。



角度を変えて、光の加減でよく見えます。



反対側にも刃紋が見えてます。

 

 

小刀つくりました3

投稿日時:2008.03.24 (月)  19:34:40カテゴリ:小刀(19)

 

次は丁子刃(ちょうじば)です。刃紋が丁子の花を並べたような形からそういう名前になったそうです。そういえば丁子の花を見た事ありません。



角度を変えてみると刃紋の変化や地鉄の景色がよくわかります。日本刀は観賞の仕方で景色が変わります。良い刀は見飽きないです。



反対側には銘が切ってあります。